Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
たいわ
対話
宮本 百合子
Lesen Sie 対話 (たいわ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.561 Zeichen · 18 Bildschirme
……さあ、それでは出かけて、もう一まわり、独特な鼓舞で励ましておやり。仕事は辛い。なかなか容易には捗取らない。そこへ、お前が、耀の翼で触ってやると、人間は、五月の樫が朝露に会ったように、活々と若く、甦るのです。
(使者去る)
イオイナ ――神々は、私が余り人間の味方をすると云って憤られる。……けれども、あの、蝎の毒でも死ぬように果敢ない肉体を持ちながら、精神ばかりは高貴な、不壊な者たちをどうして痛おしまずに居られよう。私には母の本能がある。自分の最初の形代人間が、渾沌から渾沌に亙る雄大な認識と、音楽のように豊かな複雑な感情を持ちながら、神が絶対を示そうとする運命に圧せられきる有様を、平然と見ては居られないのです。
ああ此処でも、遙かな雲に遮られてはいるが、彼等の精神と意力のそよぎが感じられるようだ。ああ人間たち! 本当に、諸神が昔パンドーラに種々の贈物をされた時、私が何心なく希望を匣の下積みに投げ入れたのはよいことであった。
(歩み去りながら)
行って東風に頼んで来よう。少しはっきり下界の音を運びすぎる。――おやすみなさい、神々。(諧謔的に)今貴方がたの睡って被居るのは、私が醒てるより人間達のよろこびでしょう。