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Japanische Klassiker mit Furigana

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しょうねんたんていちょう

少年探偵長

海野 十三

Lesen Sie 少年探偵長 (しょうねんたんていちょう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 110.286 Zeichen · 221 Bildschirme

Aozora Bunko

だから、顔はサッパリ見えなかったが、その気味悪さといったら、筆にも言葉にもつくせないほどだった。

小男は猿のように花瓶のふちにしゃがんだまま、しばらくあたりをうかがっていたが、やがて、ひらりと音もなく床のうえにとびおりた。

春木、牛丸の二少年は天窓のうえから、手に汗握って、この様子を見つめているのである。

奇怪な男と猫女

ああ、奇怪なる男、猿のような男――

いつか机博士が、六天山塞の頭目、四馬剣尺の姿を、レントゲンで透視したことがあったが、それは脚にながい竹馬をゆわえつけた小男であった。ところがそののち机博士が、頭目の脚にさわってみたところ、それは竹馬などではなくて、まぎれもなく人間の脚であった。

机博士は、矛盾するふたつの発見にびっくりしたが、今宵チャンウーの店にしのびこんだのは、まぎれもなく、小男。してみれば、机博士のレントゲンに狂いはなく、四馬剣尺の正体は、やはり脚に竹馬をゆわいつけた小男であろうか。しかし、そうだとすると机博士がさわってみた四馬剣尺の脚は、なんと説明すべきだろうか。

それはさておき、床へおりた小男は、しばらくじっとあたりの様子をうかがっていたが、やがて壁のそばへ這いよると、ポケットから取出したのは三十センチくらいの棒である。