Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Lesen Sie 少年連盟 (しょうねんれんめい) von 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 110.920 Zeichen · 219 Bildschirme
煙がぼッぼッぼッととぶ、銃声は青天にひびいて海波にこだまする。
もうもうたる白煙のもと! 泡だつ波のあいだに見る見る海ひょうしのしかばねが横たわった。
「そらゆけ!」
一同は思い思いに海ひょうをとらえた。
「ステキに大きなやつがいる」
とひとりは脚をとってさかさにつるして見せる。
「いや、それよりも大きなのがここにもある」
とひとりがいう。
歓喜の声! 三十余頭の海ひょうを、九人の少年がえいえい声をあわして運んで来たとき、年少組はおどりあがってかっさいした。
「毛皮の外套が着られるね」
とコスターはいった。
「ぼくは帽子にする」
とドールがいった。
「ぼくはさるまたにする」
と善金がいう。
「毛皮のさるまたをしてるものは雷さまだけだよ」
と伊孫がいう。
「雷さまのさるまたはとらの皮だ」
「海ひょうのさるまたはモダーンの雷だ」
一同は腹をかかえて笑った。このあいだにモコウは、二つの大きな石をならべてかまどをつくり、それに大なべをかけて湯をわかすと、ゴルドンらは海ひょうの皮をはいでその肉を六七百匁ほどの大きさに切り、どしどしなべにほうりこんだ。
「やあやあ、くさいくさい」