Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ばくまついしんかいこだん

幕末維新懐古談

高村 光雲

Lesen Sie 幕末維新懐古談 (ばくまついしんかいこだん) von 高村 光雲 (たかむらこううん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 5.232 Zeichen · 11 Bildschirme

Aozora Bunko

頭痛になったのであります。で、問題になると面倒臭いから、これだけは避けた方が好かろうという審査員たちの考えもあったことと見える。しかし高村の作として出品されているものを、審査しないということも、競技会の性質として工合が悪い。それで審査員の方では一案を考えて、これは我々は傍観態度で、この作の始末は幹部の方へ一任しよう。そうすれば、理事、会長の考えで処置されるであろうというので、幹部へ持ち込んだものですから幹部の山高信離、松尾儀助、岸光景、山本五郎、塩田真、大森惟中諸氏の手に掛かることになりました。

幹部の方々はその事を協議されたことですが、どういう風になったか、私は自分のことでもあり、また審査員の一人ではあるが、まだ年も若しするので、何事も控え目にしているのですから、ただ、傍観していましたが、自分考えでは、なるべくならば審査してくれない方がよろしいと思っておりました。審査の結了の時は、審査員すべてがさらに寄り合って、今一度精選して万一の疎忽のないように審査会議がありますが、その際、万事済んで行った後で、一つ事項が残っている。

「高村のこの作品をどうするか」