Japanische Klassiker mit Furigana
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げんだん
幻談・観画談 他三篇
幸田 露伴
Lesen Sie 幻談・観画談 他三篇 (げんだん) von 幸田 露伴 (こうだろはん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 80.544 Zeichen · 161 Bildschirme
周丹泉の造った模品はこれで土に返った訳である。
談はもうこれで沢山であるのに、まだ続くから罪が深い。廷珸が前に定窯の鼎類数種を蒐めた中に、なお唐氏旧蔵の定鼎と号して大名物を以て人を欺くべきものがあった。廷珸は杭州に逃げたところ、当時王が杭州に寓しておられた。廷珸は※(「さんずい+路」、第3水準1-87-11)王の承奉兪啓雲という者に遇って、贋鼎を出して示して、これが唐氏旧蔵の大名物と誇耀した。そして※(「さんずい+路」、第3水準1-87-11)王に手引してもらって、手取り千六百金、四百金を承奉に贈ることにして、二千金で売付けた。時はもう明末にかかり、万事不束で、人も満足なものもなかったので、一厨役の少し麁鹵なものにその鼎を蔵した管龠を扱わせたので、その男があやまってその贋鼎の一足を折ってしまった。で、その男は罪を懼れて身を投げて死んで終った。その頃大兵が杭州に入り来たって、※(「さんずい+路」、第3水準1-87-11)王は奔り、承奉は廃鼎を銭塘江に沈めてしまったという。
これでこの一条の談は終りであるが、骨董というものに附随して随分種※(二の字点、1-2-22)の現象が見られることは、ひとりこの談のみの事ではあるまい。