Japanische Klassiker mit Furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Lesen Sie 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 109.545 Zeichen · 216 Bildschirme
亥「なアに、さしたる事もありません」
文「お昼食(ちゅうじき)は何方(どちら)でやって来なすったね」
亥「なアに昼食なんざア、実は十八里おっ通しで」
文「やッ、それは/\昼食も喰(た)べずに十八里日着(ひづき)とは、何(ど)うも恐入りましたなア」
亥「云われて始めて腹が減った、そんなら森松、握飯(むすび)でも呉れや」
森「さア大変だ、昼間からの騒ぎで飯を炊くのを忘れたア」
町「いゝえ、私が炊いて置きましたよ、さア亥太郎さん召上れ」
亥「こりゃア勿体(もったい)ねえな、やい森公、貴様は相変らず馬鹿だな」
森「こりゃア己の十七番だ」
亥「それも違ってらア、馬鹿野郎」
それから手を分けて仏の取片付(とりかたづけ)をいたしまして、葬式はいよ/\明後日と取極めました。藤原喜代之助は明日御登城のお供がありますから、夜(よ)の中(うち)に屋敷へ帰りまして、翌朝重役へ、
藤「明日お供を致します筈でござりますが、親戚(しんせき)に忌中これあり、如何(いかゞ)致しましょうや」
と伺い出でますると、何(ど)ういう都合でござりますか、藤原は明後日葬式を菩提寺(ぼだいじ)まで見送る