Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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のちのなりひらぶんじ

後の業平文治

三遊亭 円朝

Lesen Sie 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 109.545 Zeichen · 216 Bildschirme

Aozora Bunko

友「時に御新造様は御機嫌宜しゅうござりますか」

森「あゝ別に変った事もねえね」

友「それは何より結構、へえ御新造様、おや今日(こんにち)はお土用干(どようぼし)でござりますか、これは皆旦那様のお品々、思い出すも涙の種、御新造様世の中には神も仏もないのでございましょうか…これも旦那様のお品でございますな」

町「それに就(つい)ていろ/\お話があるのでございます、丁度私(わたくし)が当家へまいって二日目でございますが、亥太郎さんのお父(とっ)さんが歿(なくな)りました、其の時に亥太郎さんが葬式金(とむらいきん)にお困りなすって、これを抵当(かた)に金を貸してくれと申してまいりました、旦那は彼(あ)アいう気象ですから、金は貸すが品物は預からぬと云って、暫く押問答して居りますと、亥太郎さんが何(なん)と云っても肯(き)きませんので、そんなら私(わし)も少し考える事があるから、兎も角も預かって置くと申しまして、その儘預かりました、ところが彼(あ)アいう訳で良人(やど)が島流しになりましたから、何(ど)ういう仔細があって預かったかは知りませぬが、何時(いつ)までも人の物を預かって置く