Japanische Klassiker mit Furigana
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あやしのやかた
怪しの館 短編
国枝 史郎
Lesen Sie 怪しの館 短編 (あやしのやかた) von 国枝 史郎 (くにえだしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 81.915 Zeichen · 165 Bildschirme
迦流という一流があり武芸を好む町人や浪人達に喜ばれたがこの八迦流の流祖こそすなわち猟師多右衛門なのである。
それにしても、不思議な妖怪沙汰を起こし日置流系図を多右衛門に与え別に一派を立てさせたのはいったい何者であったろう?
それについて多右衛門はこんなことを云った。
「今こそ染め物店にはなっているが戦国時代にはあの辺に大きな館があったのだ。日置弾正様のお館がな。――で、亡魂が残っておられ、日置流の頽廃を嘆かせられ夜な夜な怪異を示されて勇士をお求めになられたのだ。そこへこの俺がぶつかったのさ。で、系図を頂戴し極意を許されたというものよ。毎晩弦と矢を買いに出た者は弾正様の使僕なのさ」