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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいとうおう

怪塔王

海野 十三

Lesen Sie 怪塔王 (かいとうおう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 167.635 Zeichen · 337 Bildschirme

Aozora Bunko

やがて奇妙な音響がすると、その怪しい武器の銃口とおもわれるところから、太いうす紫色の光がさっととびだしました。

うす紫色の光線!

あれはなんだろうとおもっているうちに、この光線はしきりに、ロケットのうしろの方をなでています。光線がロケットの外壁にあたると、そこから黄いろいような赤いようなつよい焔がぱっとあがりました。

「おおあれが磁力砲なんだろう。おれははじめて見たぞ」

と、小浜兵曹長は望遠鏡から目をはなそうともしません。

おそるべき磁力砲の力!

それは、いまうす紫の光線を吐きながら、金属をめらめらと熔かしていきます。

5

怪塔王が、いよいよ磁力砲を使いだしたのです。空中をとんでいく怪塔ロケットの窓から半身をのりだして、しきりに妙な機械を下へ向けています。

怪塔のお尻の方が、赤黄いろい焔をあげて、めらめらととけかかります。

小浜兵曹長と青江三空曹とは、このありさまを、またたきもせずじっとみつめています。

「おおあれだ。たしかにあの武器だ。金属にかけると、めらめらと焔をあげてとけてしまうというおそるべき武器だ。あれが怪塔王が一番大事にしている武器なんだ。