Japanische Klassiker mit Furigana
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かいとうおう
怪塔王
海野 十三
Lesen Sie 怪塔王 (かいとうおう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 167.635 Zeichen · 337 Bildschirme
おそろしい怪塔王の仕業も、みなその謎の中に一しょに秘められているのにちがいありません。なぜ? なぜ? なぜ?
帆村の勇気は百倍しました。わが海軍の機密を知りぬいている大利根博士が、あの怪塔王だとしたら、これは一刻もそのままゆるしておけないことです。ぜひとも怪塔王をとらえて、そして、なぜ怪塔王がそんなわるいことをするのか、その大きな謎をとかなければ、国防上これはたいへんなことになります。
怪塔王は一たん死んだものとおもわれましたが、ここにきて、残念ながらそれを取消さなければならなくなりました。
怪塔王は、まだ生きているのです。岩窟の中で見た大利根博士こそは、外ならぬ怪塔王の姿だったのです。ですから怪塔王は、ただ生きているどころのさわぎではなく、あの岩窟を出て、なにかまた悪いたくらみをしようとしていたのにちがいありません。
大利根博士の姿をした怪塔王は、いまどこでなにをしているのでしょうか。
「こうしてはいられない!」
帆村は、潮鳴る洞門のかなたを、きっとみつめました。
ああ上官
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さてお話は、小浜兵曹長のうえにうつります。兵曹長は、帆村とわかれ、怪塔ロケットへむかいました。