Japanische Klassiker mit Furigana
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Lesen Sie 怪星ガン (かいせいガン) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 113.544 Zeichen · 227 Bildschirme
そして特別のマイクを、扉のところへもっていって、外からたたかれる音を、テッド隊長の耳に入れた。
「おわかりになりますか。隊長。あのはげしい音を……」
「よくわかる。外で何かしゃべっているようだね」
「え、しゃべっていますか。どうせ怪しい奴のいうことだ、ろくなことではあるまい」
出入口当直員は、耳をすまして、扉のむこう側の声を聞きとろうとした。
と、そのとき、外の声が一段と大きくなった。
「この扉を開いてください。お話したいことがあります」
そういうことばが、いくどもくりかえされていることがわかった。
ていねいなことばだ。しかしいったい何者がしゃべっているのだろう。
その声は、司令室や操縦室の高声器からもはっきりでていたので、いあわせた者は、みんなそれを聞くことができた。
「帆村のおじさん。本艇の外へやってきたのは誰でしょうね」
「誰だと思うかね」
「あれじゃないでしょうか。ほら、おそろしい顔をしたガスコ。ギンネコ号の艇長だといって、きのうここへはいってきたあのいやな奴」
「そうではないと思うね」
帆村は三根夫の説にはさんせいしなかった。
「おじさんは、誰だと思うんですか」