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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

Lesen Sie 怪星ガン (かいせいガン) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 113.544 Zeichen · 227 Bildschirme

Aozora Bunko

とにかくその小さくて短かい胴の下には、細いぐにゃぐにゃした脚が三本、垂直に立って床を踏みつけていた。脚の先には、足首と見えて、魚のひれのように、三角形になった扁平なものがついていた。脚の二本は、前方左右に並んでおり、もう一本の脚は、うしろにあった。つまりカンガルーの尻尾とおなじところについていた。

腕も左右に二本ずつあった。つまり合計すると四本である。

そのうちの二本は、左へ一本、右へ一本とでて、そうとう太い腕に見えたが、これがまた鞭のようにぐにゃぐにゃしていて、たいへん長くのびていて、伸ばせば床にとどくのではないかと思われた。この太い腕が、れいの小さい胴中からでているところは、肩のような形をしていた。その肩のうしろにあたるところで、首のほうへよったあたりから、左右へ一本ずつの、細い腕がでていて、これはずっとぐにゃぐにゃしており、肩の上のところで、なまずのひげのように、宙におどっていた。それは腕というよりも、触手というほうがてきとうかもしれない。

とにかくその四本の腕の先は、細くさけて、五本ばかりの長い指になっている。

このような怪物が、帆村のうしろについてこの部屋へはいってきたのである。