Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

新「行水は日暮方表で遣うもので、私は少し訳があって表へ出る事の出来ない身分だからいけないよ」

伴「それじゃアあすこの三畳の畳を上げてお遣えなせえ」

新「いけないよ、裸になる事だから、裸になる事は出来ないよ」

伴「隣の占者の白翁堂先生がよくいいますぜ、何でも穢くして置くから病気が起ったり幽霊や魔物などが這入るのだ、清らかにしてさえ置けば幽霊なぞは這入られねえ、じゞむさくして置くと内から病が出る、又穢くして置くと幽霊がへいって来ますよ」

新「穢くして置くと幽霊が這入って来るか」

伴「来る所じゃアありません両人で手を引いて来ます」

新「それでは困る、内で行水を遣うから三畳の畳を上げてくんな」

というから、伴藏夫婦はしめたと思い、

伴「それ盥を持って来て、手桶へホレ湯を入れて来い」

などと手早く支度をした。萩原は着物を脱ぎ捨て、首に掛けているお守を取りはずして伴藏に渡し、

新「これは勿体ないお守だから、神棚へ上げて置いてくんな」

伴「へい/\、おみね、旦那の身体を洗って上げな、よく丁寧にいゝか」

みね「旦那様此方の方をお向きなすっちゃアいけませんよ、もっと襟を下の方へ延ばして、もっとズウッと屈んでいらっしゃい」