Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

のだ、そっちへ持って行け、コレ本の間に眼鏡があるから取ってくれ」

と眼鏡を掛け、行灯の明り掻き立て読下して相川も、ハッとばかりに溜息をついて驚きました。

十四

伴藏は畑へ転がりましたが、両人の姿が見えなくなりましたから、慄えながらよう/\起上り、泥だらけの儘家へ駈け戻り、

伴「おみねや、出なよ」

みね「あいよ、どうしたえ、まア私は熱かったこと、膏汗がビッショリ流れる程出たが、我慢をして居たよ」

伴「手前は熱い汗をかいたろうが、己ア冷てえ汗をかいた、幽霊が裏窓から這入って行ったから、萩原様は取殺されて仕舞うだろうか」

みね「私の考えじゃア殺すめえと思うよ、あれは悔しくって出る幽霊ではなく、恋しい/\と思っていたのに、お札が有って這入れなかったのだから、是が生きている人間ならば、お前さんは余りな人だとか何とか云って口説でも云う所だから殺す気遣はあるまいよ、どんな事をしているか、お前見ておいでよ」

伴「馬鹿をいうな」

みね「表から廻ってそっと見ておいでヨウ/\」

といわれるから、伴藏は抜足して萩原の裏手へ廻り、暫らくして立帰り、

みね「大層長かったね、どうしたえ」