Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
みね「云ったっていゝよ、四間間口の表店を張っている荒物屋の旦那だから、妾狂いが当前だなんぞと云って、先のことを忘れたかい」
伴「喧しいやい、出て行きやアがれ」
みね「はい、出て行きますとも、出て行きますからお金を百両私におくれ、これだけの身代になったのは誰のお蔭だ、お互にこゝまでやったのじゃアないか」
伴「恵比須講の商いみたように大した事をいうな、静かにしろ」
みね「云ったっていゝよ、本当にこれまで互に跣足になって一生懸命に働いて、萩原様の所にいる時も、私は煮焚掃除や針仕事をし、お前は使はやまをして駈ずりまわり、何うやら斯うやらやっていたが、旨い酒も飲めないというから、私が内職をして、偶には買って飲ませたりなんどして、八年以来お前のためには大層苦労をしているんだア、それを何だえ、荒物屋の旦那だとえ、御大層らしい、私ゃア今こう成ったッても、昔の事を忘れない為に、今でもこうやって木綿物を着て夜延をしている位なんだ、それにまだ一昨年の暮だっけ、お前が鮭のせんばいでお酒を飲みてえものだというから……」
伴「静にしろ、外聞がわりいや、奉公人に聞えてもいけねえ」