Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
者もあり、二分の金を持って金毘羅参りをしたと云う話もあるから、旅はどうとも仕様によるものだから、そんな事を云ったって出来はしません、誠に商人なぞは遊んだ金は無いもので、表店を立派に張って居ても内々は一両の銭に困る事もあるものだ、百両くれろと云っても、そんなに私はお前さんにお恵みをする縁がねえ」
源「國が別段御贔屓になっているから、兎やかく面倒云わず、餞別として百金貰おうじゃアねえか、何も云わずにサ」
伴「お前さんはおつう訝しな事を云わっしゃる、何かお國さんと私と姦通いてでもいるというのか」
源「おゝサ姦夫の廉で手切の百両を取りに来たんだ」
伴「ムヽ私が不義をしたが何うした」
源「黙れ、やい不義をしたとはなんだ、捨て置き難い奴だ」
と云いながら刀を側へ引寄せ、親指にて鯉口をプツリと切り、
「此の間から何かと胡散の事もあったれど、堪え/\て是迄穏便沙汰に致し置き、昨晩それとなく國を責めた所、國の申すには、実は済まない事だが貧に迫って止むを得ずあの人に身を任せたと申したから、其の場において手打にしようとは思ったれども、斯う云う身の上だから勘弁いたし、事穏かに話をしたに、手前の口から不義したと口外されては捨置きがてえ、表向きに致さん」