Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

相「不浄人を取押えたとて姓名なぞを申すには及ばん、これ/\/\重箱を落したから捜してくれ、あゝこれだ/\、危なかったのう」

孝「然しお父様、何分悪人とは申しながら、主人の法事の帰るさに縄を掛けて引渡すは何うも忍びない事でございます」

相「なれども左様申してはいられない、渡してしまいなさい、早く引きなされ」

捕方は伴藏を受取り、縄打って引立て行き、其の筋にて吟味の末、相当の刑に行われましたことはあとにて分ります。さて相川は孝助を連れて我屋敷に帰り、互に無事を悦び、其の夜は過ぎて翌日の朝、孝助は旅支度の用意の為め、小網町辺へ行って種々買物をしようと家を立ち出で、神田旅籠町へ差懸る、向うに白き幟に人相墨色白翁堂勇齋とあるを見て、孝助は

「はゝアこれが、昨日良石和尚が教えたには今日の八ツ頃には必ず逢いたいものに逢う事が出来ると仰せあった占者だな、敵の手掛りが分り、源次郎お國に廻り逢う事もやあろうか、何にしろ判断して貰おう」

と思い、勇齋の門辺に立って見ると、名人のようではござりません。竹の打ち付け窓に煤だらけの障子を建て、脇に欅の板に人相墨色白翁堂勇齋と記して有りますが、家の前などは掃除などした