Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

書置の通りに、遂に主人は其の晩果敢なくおなりなされました、又源次郎お國は必ず越後の村上へ立越すべしとの遺書にありますから、主の仇を報わん為め、養父相川とも申し合せ、跡を追いかけて出立致し、越後へ参り、諸方を尋ねましたが一向に見当らず、又あなたの事もお尋ね申しましたが、これも分りません故、余儀なく此の度主人の年囘をせん為めに当地へ帰りました所、不図今日御面会を致しますとは不思議な事でございます」

と聞いて驚き小声に成り、

りゑ「おやマア不思議な事じゃアないか、あの源次郎とお國は私の宅にかくまってありますよ、どうもまア何たる悪縁だろう、不思議だねえ、私が廿六の時黒川の家を離縁になって国へ帰り、村上に居ると、兄が頻りに再縁しろとすゝめ、不思議な縁でお出入の町人で荒物の御用を達す樋口屋五兵衞と云うものゝ所へ縁付くと、そこに十三になる五郎三郎という男の子と、八ツになるお國という女の子がありまして、其のお國は年は行かぬが意地の悪いとも性の悪い奴で、夫婦の合中を突ついて仕様がないから、十一の歳江戸の屋敷奉公にやった先は、水道端の三宅という旗下でな、其の後奥様附で牛込の方へ行ったとばかりで後は手紙一本も寄越さぬくらい、実に酷い