Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
んが、近い所だと駈出して帰って来ますから、いっそ江戸へ奉公に出した方が宜かろうと云って、江戸の屋敷奉公に出した所が、善事は覚えねえで、密夫をこしらえてお屋敷を遁げ出すのみならず、御主人様を殺し、金を盗みしというは呆れ果てゝ物が云われぬ、お母様が並の人ならば、知らぬふりをしておいでなすッたら、今夜孝助様に斬殺されるのも心がら、天罰で手前達は当然だが、坊主が憎けりゃ袈裟までの譬で、此奴も敵の片割と己までも殺される事を仕出来すというは、不孝不義の犬畜生め、只一人の兄妹なり、殊にゃア女の事だから、此の兄の死水も手前が取るのが当前だのに、何の因果で此様悪婦が出来たろう、お父様も正直なお方、私も是までさのみ悪い事をした覚えはないのに、此の様な悪人が出来るとは実になさけない事でございます、此の畜生め/\サッサと早く出て行け」
と云われて、二人とも這々の体にて荷拵えをなし、暇乞いもそこ/\に越後屋方を逃出しましたが、宇都宮明神の後道にかゝりますと、昼さえ暗き八幡山、況て真夜中の事でございますから、二人は気味わる/\路の中ばまで参ると、一叢茂る