Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
声がいたしますから、ハテ誰か念仏を唱えているものがあるそうだなと思いながら、雨戸へ手を掛けて細目に明けると、母のおりゑが念珠を爪繰りまして念仏を唱えているから、孝助は不審に思い小声になり。
孝「お母さま、これはお母様のお寝間でございますか、ひょっと場所を取違えましたか」
母「はい、源次郎お國は私が手引をいたしまして疾に逃がしましたよ」
と云われて孝助は恟りし、
孝「えゝ、お逃し遊ばしましたと」
母「はい十九年ぶりでお前に逢い、懐かしさのあまり、源次郎お國は私の家へ匿まってあるから手引きをして、私が討たせると云ったのは女の浅慮、お前と道々来ながらも、お前に手引きをして両人を討たしては、私が再縁した樋口屋五兵衞どのに済まないと考えながら来ました、今こゝの家の主人五郎三郎は、十三の時お國が十一の時から世話になりましたから実の子も同じ事、お前は離縁をして黒川の家へ置いて来た縁のない孝助だから、両人を手引をして逃がしました、それは全く私がしたに違いないから、お前は敵の縁に繋がる私を殺し、お國源次郎の後を追掛けて勝手に敵をお討ちなさい」
と云われ孝助は呆れて、