Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
道だけを教えてやるからよく聞けよ」
と云いながら孝助の手を取って膝に引寄せる。孝助は思わずも大声を出して
「情ない」
と云う声が聞えたから、五郎三郎は何事かと来て障子を明けて見れば此の始末、五郎三郎は素より正直者だから母の側に縋り付き、
五「お母様/\、それだから私が申さない事ではありません、孝助様後で御挨拶を致します、私はお國の兄で、十三の時から御恩になり、暖簾を分けて戴いたもお母様のお蔭、悪人のお國に義理を立て、何故御自害をなさいました」
と云う声が耳に通じたか、母は五郎三郎の顔をじっと見詰め、苦しい息をつきながら、
母「五郎三郎、お前はちいさい時から正当な人で、お前には似合わない彼のお國なれども、義理に対しお位牌に対し、私が逃がしました、又孝助へ義理の立たんというは、血統のものが恩義を受けた主人の家が立たないという義理を思い、自害をいたしたので、何うかお國源次郎の逃げ道を教えてやりたいが、ハッ/\必ずお前怨んでお呉れでないよ」
五「いゝえ、怨む所ではありません、あなたおせつないから私が申しましょう、孝助様お聞き下さい、宇都の宮の宿外れに慈光寺という寺がありますから、其の寺を抜けて右へ往くと八幡山、それから十郎ヶ峯から鹿沼へ出ますから、貴方お早くおいでなさい、ナアニ女の足ですから沢山は行きます