Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

まいから、早くお國と源次郎の首を二つ取って、お母様のお目の見える内に御覧にお入れなさい、早く/\」

と云うから孝助は泣きながら、

孝「はい/\お母様、五郎三郎さんがお國と源次郎の逃げた道を教えて呉れましたから、遠く逃げんうちに跡追っかけ、両人の首を討ってお目にかけます」

という声漸く耳に通じ、

母「ホッ/\勇ましい其の言葉何うか早く敵を討って御主人様のお家をたてゝ、立派な人に成って呉れホッ/\、五郎三郎殿此の孝助は外に兄弟もない身の上、また五郎三郎殿も一粒種だから、これで敵は敵として、これからは何うか実の兄弟と思い、互に力になり合って私の菩提を頼みますヨウ/\」

と云いながら、孝助と五郎三郎の手を取って引き寄せますから、両人は泣く/\介抱するうちに次第々々に声も細り、苦しき声で、

母「ホッ/\早く行かんか/\」

と云って血のある懐剣を引き抜いて、

「さア源次郎お國は此の懐剣で止めを刺せ」

と云いたいがもう云えない。孝助は懐剣を受取り、血を拭い、敵を討って立帰り、お母様に御覧に入れたいが、此の分では之れがお顔の見納めだろうと、心の中で念仏を唱え、