Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

と云いながら、お庭をぶら/″\歩いていると、板塀の三尺の開きがバタリ/\と風にあおられているのを見て、

孝「締りをして置いたのに何うして開いたのだろう、おや庭下駄が並べてあるぞ、誰が来たな、隣家の次男めがお國さんと様子が訝しいから、ことによったら密通いているのかも知れん」

と抜足してそっと此方へまいり、沓脱石へ手を支えて座敷の様子を窺うと、自分が命を捨てゝも奉公をいたそうと思っている殿様を殺すという相談に、孝助は大いに怒り、歳はまだ二十一でございますが、負けない気性だから、怒りの余り思わず知らずガッと鼻を鳴らす。

源「お國さん誰か来たようだよ」

國「貴方は本当に臆病で入らっしゃるよ、誰も参りは致しません」

と耳を立てゝ聞けば人の居る様子ですから、

國「誰だえ、其処に居るのは」

孝「へい孝助でございます」

國「本当にまア呆れますよ、夜夜中奥向の庭口へ這入り込んで済みますかえ」

孝「熱くッて/\仕様がございませんから凉みに参りました」

國「今晩は殿様はお泊番だよ」

孝「毎月二十一日のお泊番は知っています」

國「殿様のお泊番を知りながらなぜ門番をしない、御門番は御門をさえ堅く守って居れば宜いのに、熱いからといって女計りいる