Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
庭先へ来てすみますか」
孝「へい御門番だからといって御門計りを守っては居りませんへい、庭も奥も守ります、へい方々を守るのが役でございます、御門番だからと申して奥へ盗賊が這入り、殿様とチャン/\切合っているに門ばかり見てはいられません」
國「新参者のくせに、殿様のお気に入りだものだから、此の節では増長して大層お羽振が宜いよ、奥向を守るのは私の役だ、部屋へ帰って寝てお仕舞い」
孝「そうですか、貴方が奥向のお守りをして、斯様に三尺戸を開けて置いて宜しゅうございますか、庭口の戸が開いていると犬が這入って来ます、何でも犬畜生の恩も義理も知らん奴が、殿様の大切にして入らっしゃるものをむしゃ/\喰っていますから、私は夜通し此処に張番をしています、此所に下駄が脱いでありますから、何でも人間が這入ったに違いはありません」
國「そうサ、先刻お隣の源さまが入らっしゃったのサ」
孝「へえ、源さまが何御用で入らっしゃいました」
國「何の御用でも宜いじゃアないか、草履取の身の上でお前は御門さえ守っていればよいのだよ」
孝「毎月二十一日は殿様お泊番の事は、お隣の御次男様もよく御存じでいらっしゃいますに、殿様のお留守の処へお出に成って、御用が足りるとはこりゃア変でございますな」