Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
ものを己に無沙汰で価を附けたとか何とかの間違いらしい」
と云えば又一人が、
「なにサ左様じゃアありませんよ、あれは犬の間違いだアね、己の家の犬に番木鼈を喰わせたから、その代りの犬を渡せ、また番木鼈を喰わせて殺そうとかいうのですが、犬の間違いは昔からよくありますよ、白井權八なども矢張犬の喧嘩からあんな騒動に成ったのですからねえ」
と云えば又傍に居る人が
「ナニサそんな訳じゃアない、あの二人は叔父甥の間柄で、あの真赤に酔払って居るのは叔父さんで、若い綺麗な人が甥だそうだ、甥が叔父に小遣銭を呉れないと云う処からの喧嘩だ」
と云えば、又側にいる人は
「ナーニあれは巾着切だ」
などと往来の人々は口に任せて種々の評判を致している中に、一人の男が申しますは
「あの酔漢は丸山本妙寺中屋敷に住む人で、元は小出様の御家来であったが、身持が悪く、酒色に耽り、折々は抜刀などして人を威かし乱暴を働いて市中を横行し、或時は料理屋へ上り込み、十分酒肴に腹を肥らし勘定は本妙寺中屋敷へ取りに来いと、横柄に喰倒し飲倒して歩く黒川孝藏という悪侍ですから、年の若い方の人は見込まれて結局酒でも買わせられる