Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
奴だ。殿様は翌日御番でお出向に成った後へ、隣家の源次郎がお早うと云いながらやって来ましたから、お國はしらばっくれて、
國「おや、いらっしゃいまし、引続きまして残暑が強く皆様御機嫌よろしゅう、此方は風がよく入りますからいらっしゃいまし」
源次郎は小声になり、
「孝助は昨夜の事を喋りはしないかえ」
國「いえサ、孝助が屹度告口をしますだろうと思いましたに、告口をしませんで、殿様に屋根瓦が落ちて頭へ当り怪我をしたと云ってね、其の時私は弓の折で打たれたと云わなければよいと胸が悸動しましたが、あの事は何とも云いませんが、云わずにいるだけ訝しいではありませんか」
と小声で云って、態と大声で、
國「お熱い事この節のように熱くっては仕方がありません」
又小声になり。
國「いえ、それに水道端の相川新五兵衞様の一人娘のお徳様が、宅の草履取の孝助に恋煩いをしているとサ、まア本当に茶人も有ったものですねえ、馬鹿なお嬢様だよ、それからあの相川の爺さんが汗をだく/\流しながら、殿様に願って孝助をくれろと頼むと、殿様も贔屓の孝助だから上げましょうと相談が出来まして、相川は帰りました