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Japanische Klassiker mit Furigana

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きょうりゅうとう

恐竜島

海野 十三

Lesen Sie 恐竜島 (きょうりゅうとう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 98.662 Zeichen · 199 Bildschirme

Aozora Bunko

前途を考えると。暗澹たるものであった。

熱帯の太陽

腹もへった。

のどもかわいて、からからだ。

だが、それよりも、もっとこらえ切れないのは暑さだ。

「かげがほしいね。何かかげをつくるようなものはないかしら」

玉太郎は、自分のまわりを見まわした。

もちろん帆布もない。板片もない。

だが、なんとかしてかげをつくりたい。どうすればいいだろうかと、玉太郎は一生けんめいに考えた。

そのうちに、彼は一つの工夫を考えついた。それは、今筏にしている扉の一部に、うすい板を使っているところがある。それを小刀で切りぬけば板片ができる。それでかげをつくろうと思った。

彼はすぐ仕事にかかった。ジャック・ナイフを腰にさげていて、いいことをしたと思った。仕事にかかると、ポチがとんで来て、じゃれつく。

扉は格子型になっている。だから周囲と、中央を通る縦横には、厚い木材を使ってあるが、それらにはさまれた四カ所には、うすい板が張ってある。ナイフでごしごしと切っていった。

やがてようやく四枚の板片がとれた。

ここまでは出来た。が、これから先はどうするか。

柱になる棒と、この四枚の板片を柱にむすびつける綱か紐がほしい。