Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きょうりゅうとう

恐竜島

海野 十三

Lesen Sie 恐竜島 (きょうりゅうとう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 98.662 Zeichen · 199 Bildschirme

Aozora Bunko

だって、命の救い船は、いつ沖合にあらわれるかしれないからね。しばらく我慢するんだ」

ラツールは、一刻も早く枯草積みをやりあげたい考えで玉太郎を激励し、きびしいことをいった。

玉太郎は、ひりひりと焼けつきそうなのどを気にしながら、ふらふらとした足取で仕事をつづけた。

「うわッはっはっはっ。うわッはっはっはっ」

とつぜんラツールが、かかえていた椰子の枯草を前にほうりだして、大きな声をたてて笑いだした。玉太郎はおどろいてふりかえった。戦慄が、せすじを流れた、頼みに思った一人の仲間が、とつぜん気がへんになったとしたら、玉太郎の運命はいったいどうなるのであろうと、気が気でない。

椰子の実の水

「うわッはっはっはっ。うわッはっはっはっ」

ラツールの笑いは、まだやまない。

「どうしたんです。ラツールさん。しっかりして下さい」

「大丈夫だ、玉ちゃん。うわッはっはっはっはっ」

ほんとうに気がへんになっているのでもなさそうなので玉太郎はすこし安心したが、しかしその気味のわるさはすっかり消えたわけではない。

「ラツールさん。気をおちつけて下さい、どうしたんです」

「むだなんだ。