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Japanische Klassiker mit Furigana

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うげつものがたり

改訂 雨月物語 現代語訳付き

鵜月 洋

Lesen Sie 改訂 雨月物語 現代語訳付き (うげつものがたり) von 鵜月 洋 (うづきひろし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.849 Zeichen · 18 Bildschirme

Aozora Bunko

すなわち、「雨月物語」は初版以後、幕末ちかくまでに数版を重ねたのであり、そのかたちこそ半紙本五冊から美濃版本三冊にかわったが、すべて一つの板木を用いたものであった。

「雨月物語」の序文をみると、「明和戊子晩春。雨霽月朦朧之夜。窓下編成。以※(「鼾のへん-自」、第4水準2-81-24)梓氏。」とあって、この作品がいかにも明和五年(一七六八)三月に成立したように書かれている。明和五年というと作者秋成は数え年で三十五歳であり、明和五年から安永五年までには八年の歳月がある。従来の研究家は、この八年間を、推敲の時期――やや具体的にいうと、明和五年に雨月の草稿が書かれ、その後八年間、折をみて推敲に推敲をかさね、完成したのが安永五年であり、その完成したものがいま私たちのみる「雨月」である――と考えているが、明和五年に成立したということについては多分に疑問があり、その点に関して、私は「秋成文学の展開」(「国文学」第四巻第七号所収)のなかに所見を述べておいたから参照されたい。ここで結論だけをいえば、秋成が「雨月物語」を書いたのは、明和八年に火災で家をうしなってから以後のことと推測される。