Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme

Aozora Bunko

のは昨夜話に聞いたが、私は知りアせぬが」

又「とぼけちゃアいけねえ、お前さん、しらアきったって種が上って居るから役に立たねえ、眞達を連れて逃げては足手まといだから、神通川の上大沓の渡口で忰を殺して逃げたと言ってしまいなせえ、おい隠したっても役に立たねえ」

永「何うもこれは思いがけないことを言って、まアそんな事を言って何うもどゞ何ういう理窟で其様な事を云うか……のう惠梅様」

梅「本当に何だって其様事を云いますか、私どもの身に覚えのない事を言いかけられて、何うも何ういう訳で、その何だか、それが実に、それはお前は何ういう訳で」

又「何ういう訳だってもいかねえ、種が上って居るから隠さずに云え、云わなければ詮方がねえ、お前方二人をふん縛って落合の役所へ引いても白状させずには置かねえ、さア云わねえか、云わなければ了簡が有る、おい云わねえか」

と云われこの時は永禪和尚もこれは隠悪が顕れたわい、もう是れまでと思って爺い婆を切殺して逃げるより外はないと、道中差の胴金を膝の元へ引寄せて半身構えに成って坐り、居合で抜く了簡、へ手をかけ身構える。爺も持って参った