Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme

Aozora Bunko

事でのう、早く照をお呼びなさい」

妻「はい、お照や一寸此処へお出で、お父様がお帰りになったよ、さア此処へお出で」

御重役でも榊原様では平生は余り好い形はしない御家風で、下役の者は内職ばかりして居るが、なれども銘仙の粗い縞の小袖に華美やかな帯を〆めまして、文金の高髷で、お白粉は屋敷だから常は薄うございますが、十九や二十は色盛り、器量好の娘お照、親の前へ両手を突いて、

照「お帰り遊ばせ」

善「はい……此処へお出で、今お母様にお話をしたが、お兄様は去年あの始末、お前にも早く養子をしたいと思ったが、親の慾目で、何うかまア心掛のよい聟をと心得て居ったが、武田の重二郎が当家へ養子に来てくれる様に疾うから話はして置いたが、漸く今日話が調ったからお母様と相談して、善は急げで結納の取交せをしたいが、媒妁人は高橋を以てする積りで、嫁入の衣裳や何かお前の好みもあろう、斯ういう物が欲しい、櫛簪は斯う云うのとか、立派なことは入らぬが、宜くお母様と相談して、其の上で先方へも申込むから宜いかえ」

照「はいお父様私に養子を遊ばす事はもう少しお見合せなすって」

善「見合せる、其様な事はありません、何で見合せる