Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
其の志ある壮者を、怪我させまいと背打にする心得だったが、困った事を致したな、是ゃア不便な事を致した、手が機んだから、余程深傷のようだ、まア/\/\待て」
と彼の按摩取太一が山之助の傷を見ると、果して余程深く切込みました。
太「こりゃア機みも機んだので、迚も助かりそうは無い……まアこれ表の鎖鑰を掛けろ、誰も這入っては来まいが、若し来ては成らぬから締りをして参れ、これ誠に気の毒な事だけれども、私も刃物で切込まれるから、已むを得ず気の毒ながらも深傷を負わしたが、一体何う云う仔細でまア水司又市を敵と探す者か、此方は手負で居るからせつない、これ娘お前泣かずに訳を云え」
繼「はい/\、私は越中の高岡大工町の藤屋七兵衞の娘繼と申しまする者でございますが、七年前に私の継母と、つい前の宗慈寺と申す真言寺の永禪と申しまする和尚と不義をして、然うして親共を薪割で殺して二人で逃げました、私は丁度十二の時で、何うぞ敵を討ちたいと心に掛けまして、三年前に高岡を出まして、巡礼を致して敵の行方を捜しました所が、更に心当りもなく、つい先達て江戸へ出て参りました、参って伯父の処に厄介になって居りまする