Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
ようだが窃っと這入って、裏へ廻って様子を聞いて居りますと、人違いだ/\と云う声がするから、はてと思って聞いて居りましたが、間違いとは云いながら、少さい時分に別れたお前様の子、それを貴方が知らないとは云いながらはア斬って殺すと云うは、若い時分の罪だと懺悔する其の心持を考えますと、我慢しようと思いましたがつい泣いたでがんす、何うも飛んだ間違いに成りました、これ嘉十、もう鎌なんざアぶっ放ってしまえ」
太「何うもお恥かしい事がお耳に入って面目次第もございません」
文「何うか助かり様が有りましょうか」
太「迚も助かりますまいとは存じますが、此の辺に生憎療治を致す者もござらぬ、手前少々は傷を縫う事も心得て居りましたが、つい歎きに紛れて……何しろ焼酎で傷口を洗いましょう」
山「伯父様宜く来て下すった」
と云う声も絶々でございますから、
太「確かりしろ、今傷口を洗うぞよ」
と云う中に山之助は最う目も疎く成りますから、片方に山平の手を握り片方はお繼の手を握って、其の儘山之助は呼吸は絶えましたから、お繼も文吉も声を揚げて泣倒れましたが、
太「幾ら歎いても致し方がない、私が親と知れてはぱっとして上屋敷へ知れては相成らぬから、何卒親でない