Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
身そらで女を連れて行く訳には往かん、両親の頼みがなければいかんなどと申されて、迚もお用いがないのを、止むを得ず助太刀をして下さいと照が再度貴公に頼んだは実に奇特な事で、頼まれてもまさか女を連れて行く訳にもいかず、此方は只管頼むと云う、是は何うも山平殿も実に困った訳だが、私が改めてお頼み申す訳ではないが、山平殿、中根善之進殿を討ったは水司又市と私は考える、彼の日逐電して行方知れず、落書だらけの扇子が善之進殿の死骸の側に落ちて有ったが、その扇子は部屋で又市が持っていた事を私は承知して居るから、敵は私の考えでは又市に相違なし、お国表へ立廻る彼アいう悪い心な奴、殊に腕前が宜しいから何んな事を仕出かすかも知れん、故に私が改めて貴公に頼むは、何うか隠密になってお国表へ参って、貴公が何うか又市を取押えて呉れんか……照お前は何処迄も又市を探ねて討たんければならぬが、私から山平殿に一緒に行って下さいとは、何うも養子に来て間もなし、頼む訳には表向いかんから、お前はお父様やお母様への申訳に、私も武士の家へ生れ女ながらも敵討を致したい故、池の端の弁天様へ、兄の仇を討たぬ