Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
のは私じゃアぜ」
梅「あれまアどうも」
永「宜えか、斯う打明けた話じゃが切ってしまって眼が醒めて、あゝ飛んだ事をしたと思ったがもう為てしまい是非がない、とても屋敷には居られない、外に知己がないから風っと思い付き、此処に伯父が住職して居るから金まで盗んで高飛し、頭を剃こかして改心するから弟子にしてと云うて、成らぬと云うを強て頼み、斯う遣って今では住職になって、十三年も衣を着て居るもお前故じゃないか、人を殺したのもお前故じゃ」
梅「何うもねえ、然うで、何うもねえまア、何うもねえ、元は私が悪いばかりで中根さんも然ういう事になり、罪作りを仕ましたねえ」
永「七兵衞さんは知るまいが、金を貸すもお前故だ、是まで出家を遂げても、お前を見て私は煩悩が発って出家は遂げられませんぜ」
梅「お前さん……あれ、何をなさる、いけませんよ、眞達さんが帰るといけません、あれ」
永「私ももう隠居しても宜えじゃア、どの様な事が有っても此処は離れやアせんじゃ、後住を直して、裏路の寂しい処へ隠居家ア建てゝ、大黒の一人ぐらいあっても宜えじゃア、七兵衞さんが得心なれば何うでもなる、此方へ来て金も沢山貯めて居るが、嫌かえ、私はお前故斯う遣って人を殺して出家になり、お前が又来て迷わせる、罪じゃアないか」