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Japanische Klassiker mit Furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme

Aozora Bunko

所を見ると、屹度調べを為なければ成らぬと、お役所まで参れと忽ちきり/\っと縛められて、庄吉が引かれみしたと、もう事が破れたと思って永禪和尚が藤屋の女房の手を取って逃げた時に、お前さんの御子息の眞達どんも一緒に逃げたに相違ないのじゃが、それが此の世の生涯で、大沓の渡しを越える渡口の所に、いや最うはや見る影もない姿で誠に情ない、それは/\迚も/\何とも云い様のない姿に斬殺されて居りみしたが」

又「えー忰が斬殺されて」

清「いやもう何とも」

又「誰が殺しました」

二十七

清「あとで小川様がだん/″\お調べに成ったところが、流石名奉行様だから、永禪和尚が藤屋の女房お梅を連れて逃げる時のことを知って居るから、これを生かして置いては露顕する本というて、斬って逃げたに違いないと云うので、足を付けたが今に知れぬと云いますわ」

又「それはまア何うも有難う存じます、お前さんがお通り掛りで寄って下さらなければ、私は忰が殺された事も知らずにしまいます、それは何時の事でございましたか」

清「えーとえーつい先々月十九日の暁方でありみしたか」

又「十九日の明方……そうとは知りませんでのう婆さん、昨宵余り寒いからと云って、山へ鹿を打ちに往きまして、よう/\能い塩梅に一疋の小鹿を打って、ふん縛って鉄砲で担いで来ました