Japanische Klassiker mit Furigana
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いととりぬま
文豪怪談傑作選・特別篇 百物語怪談会
長谷川 時雨
Lesen Sie 文豪怪談傑作選・特別篇 百物語怪談会 (いととりぬま) von 長谷川 時雨 (はせがわしぐれ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.080 Zeichen · 5 Bildschirme
もしていたのですが、ところが直近所の料理店へ、例も来る豆腐売りがぼんやりと荷物ももたずに来て、実は昨夜、御近所の何さんに浜町河岸で、私が夜網にゆく道で逢ったところが、なんでも一所にゆくというので出かけて、だんだん夜が更けてから、ふと気がつくと、今までそこに立って網をもっていた何さんの姿がなくなっている。どうした事かと一生懸命に呼びもしたり、探ねあかしたが、かいくれ行方がしれぬので、まったく死んだのか、それとも自分がどうかしているのかと思って、お宅まで問合せに来たと語ったのから、大騒ぎになったともうします。全く水に落て死んだので、その日死体があがったと言います。父が見に行きました時、下むきになっていましたが、丁字髷は乱れて、小肥りの肩から、守袋の銀ぐさりをかけていたということで御座います。