Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

いっすんぼうし

日本の古典童話

楠山 正雄

Lesen Sie 日本の古典童話 (いっすんぼうし) von 楠山 正雄 (くすやままさお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 24.747 Zeichen · 50 Bildschirme

Aozora Bunko

一寸法師

一

むかし、摂津国の難波という所に、夫婦の者が住んでおりました。子供が一人も無いものですから、住吉の明神さまに、おまいりをしては、

「どうぞ子供を一人おさずけ下さいまし。それは指ほどの小さな子でもよろしゅうございますから。」

と一生懸命にお願い申しました。

すると間もなく、お上さんは身持ちになりました。

「わたしどものお願いがかなったのだ。」

と夫婦はよろこんで、子供の生まれる日を、今日か明日かと待ちかまえていました。

やがてお上さんは小さな男の赤ちゃんを生みました。ところがそれがまた小さいといって、ほんとうに指ほどの大きさしかありませんでした。

「指ほどの大きさの子供でも、と申し上げたら、ほんとうに指だけの子供を明神さまが下さった。」

と夫婦は笑いながら、この子供をだいじにして育てました。ところがこの子は、いつまでたってもやはり指だけより大きくはなりませんでした。夫婦もあきらめて、その子に一寸法師と名前をつけました。一寸法師は五つになっても、やはり背がのびません。七つになっても、同じことでした。十を越しても、やはり一寸法師でした。一寸法師が往来を歩いていると、近所の子供たちが集まってきて、