Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき・しょかん
日記・書簡
宮本 百合子
Lesen Sie 日記・書簡 (にっき・しょかん) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.385 Zeichen · 15 Bildschirme
ちっと話が大きくなりますが」――彼は大鉢の縁で煙草の灰を叩き落した。
「つまり此の大神宮を昇格させようとする事なのです。そもそもの始りがです、維新の始、賊軍として、長い間反目されて居た此の東北地方に、尊王奉国の中心として大神宮を建てたらよろしかろうと云う有難い大御心から、わざわざ伊勢大廟の分祠として祭られたものなのですな、それを斯のように荒廃にまかせて置いてよいものなのかどうか――と斯う考えました。それで町の有志ともはかって、十万円ばかりの余算で、内苑外苑からすっかり改築して、伊勢まで行かれない人々は、此処へ来て、お参〔以下欠〕
四月二十七日
今日大学の大通りを散歩して、計らずも、久しい間求めて居たリビングストン伝を見出す事が出来た。
早速その序二三頁を読んで、自分の心は云い知れぬ感激に打たれた。
人間の生活は、何と云う妥協を許すものだろう。
自分は、誠実の欠乏を、その恥に堪えないまでに思い知らされる。ヒシヒシと、百打ちの鞭打を加えられるような心持がする。
自分は何を知ったと云えるのか、
此の曖昧な甘い自分は、文学に、何を創ろうとして居るのか、
眼覚めよ、憐れなる我が心、