Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.562 Zeichen · 16 Bildschirme
あんなひとのよい小さな犬が母になる、いじらしい。一匹は死んでいた由。
富雄に北斎の富士と歌麿のラッパをふく少女の版画を送る。本から切ってプワプワなのを、ふちどりさせたら二つで一円五十銭。一円位だろうという話だったが。
きょうから又日記をつけ始めよう。そして又何年もつづけよう。
昨夜はソボリンをのんですぐねむり、いい気持だった。夜中の一時すぎ目をさましおなかがすいているのに気がついて食堂へ出て行ったら寿江子も音で起き、牛乳をのみパンをたべるのを手つだってくれた。
隣組箱をこしらえなければと云っている。きょう、食料の購入券とそれにつかうゴム印が来た。(組長をやっているから)
○来月から外食券なしでは外で御米がたべられない。代用食だけ。
○帝大を寮制にするのだそうだ。
○村田の前をとおったら、どこにもカンバンも出ていず、しもたやのよう。どこで洗濯ものをするのだろうかということはいつも話題になっていたが。これでは商売しているとも思われないのに届ければやはりして来る。妙なうち。淋しいうち。
○もらったとき表紙がかたくていやなように思ったが、こうしてかいてみると、さち子さんのくれたこの帖面は、なかなかつかい好いところがある、こんなにしてかくに。