Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.562 Zeichen · 16 Bildschirme
六日朝はグタグタ乍ら苦しさは軽減。午後は大分ましになり。おかゆ少々
六日 おかゆ、ふの煮たの、パン
七日 少し床の上におき上る(鶴より手紙。こんな世間的に叮嚀な手紙しかかけない自分を考える云々と。)
八日 床の上にいる(繁治さん来る)
九日 はじめて下へおりて夕飯、G来て、ハガキ少しかく。入浴
十日 夕飯に下へおりた。しかし体の工合によると夕飯だけ重くたべるのは何となしよくない感じがする。米がよくない、今はいもが混っているが。ついたべすぎるから。
「笑いごとじゃあありません、この頃はうっかり死ねません、棺もやみ、やくのもやみ、それでも三日はかかる、衣料切符をなくしては死ねない。骨壺をつつむ白い布を買うのは切符ですからね。」
電車が坂下の方へ曲って来たら、あたりは暗いのに、一軒パーと光をあふらして葬儀屋が棺をこしらえている。若いひょろひょろしたのが中へ入ってねてみて、親方にしきりに何か云っている。
岩手の温泉から返事。はたごは三日以上おことわり、と。
どこでもがそうだとすると、もとから自炊を主にしていた地方の方が人気が平らかでよい。それに自分もそういうこと位は却って健康のためによし、心にも体にも。