Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ぼうがくととうきょう
望岳都東京
木暮 理太郎
Lesen Sie 望岳都東京 (ぼうがくととうきょう) von 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 31.243 Zeichen · 61 Bildschirme
四谷見附附近では、左と中央との二山が隠れて新しいのが右から出て来る。駿河台、牛天神、凌雲閣等からは、右の山は隠れて中央と左との二山が目に入る。自分は曾て凌雲閣の上から、ふと甲武信岳の幻影をこの中央の山に見た。それ以来この幻影は絶えず自分を悩ましていたが、雪が晴れて珍しく空気の澄んだ二月十日の朝、復凌雲閣に上ってとうとう正体を見届けた。正しく是は甲武信岳である。左の山は陸測五万の金峰山図幅に二千四百六十八米と測られたもので、栃本の猟師は木賊沢ノウラ、梓山の猟師は雲切山と呼んでいる。右の山は言う迄もなく三宝山である。雁坂山は甲武信の左下に、破風山は木賊の右下に、共に蹲まっている。牛天神や赤城神社や駿河台から見たのも略ぼ同様で、唯位置が低いだけに雁坂や破風が少し伸び上がるが、其頭は甲武信や木賊にいつも抑えつけられている。
「●南より見たる陣馬ヶ峰」のキャプション付きの写真
●南より見たる陣馬ヶ峰
白岩山から北には仙元峠に続く主脈や、これから派出した支脈に属する幾多の峰が波頭の如く連って、次第に低下しているはては、鶏冠状の大持山となり、次で兜を伏せたような武甲山を最後として、夫からは八、九百米の山が高原状を成して北走し、笠山に至り、更に低下して六百米前後の丘陵となり、荒川左岸の丘陵と重り合い、終に地平線下に没している