Japanische Klassiker mit Furigana
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まつとふじげいぎのかえもん
松と藤芸妓の替紋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.921 Zeichen · 94 Bildschirme
婆「誠に何うもそれは有難い事でございます、実に彼の身の出世でございます、彼も何時までも芸妓をして居ては詰りませんから、能い加減な時分に何うか身を固めさせなければならないと申して居たのでございますが、昔は芸妓を受出すにも造作も無い事でございましたが、今では身請というと実に方々さまの相場が大変な事で……」
三「ほうらそろ/\始まった、これだからうっかりした事は云われない……お母さん然う前置から詞を振ずに前文無しで結著の所を云って下さらなくっちゃア困りやすで……旦那あなたの思召は」
と袂の中へ手を入れて、指を握り合って相談をする。
三「えゝ、成程……お母さんちょいと手を私の袂の中へ突込んで下さい、これが流行物だから何うでげしょう、このくらいでは」
婆「はい……誠に有難い事でございますけれども、お師匠さん、私どもは外に宜い抱えも無いのでございます、今美代吉が出てしまえば、何れ誰か外に宜い抱えを為なければなりませんが、そんならばと云って出たから直にお客が附くという訳でもなし為ますから、それでも何うも少し話が折合いませんねえ」
新「じゃアお母さん何うぞ五百円ぐらいの所で話を極めておくんなさいな」