Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
ところが我々どもの家でさえ嚊(かゝ)あ左衛門が、ちょいとホマチを遣るのを主人(あるじ)が知らずに居(お)ることは幾らもあります。これは、何うもはや、読者方(あなたがた)の御新造様が決して左様(さよう)なさもしいことを遊ばす気遣いは毛頭ございませんが、我々仲間の左衛門尉(さえもんのじょう)には兎角ありがちのことで、亭主に隠して焼芋でも買うお鳥目をハシけるは珍らしくないことでな。イヤこれは余計な贅言(むだごと)を申し上げ恐れ入ります。兎に角、花里花魁の行方は知れずに月日は経ちました。
九
神奈川在の甚兵衞夫婦をたよりてまいりました、お若伊之助でございます。甚兵衞夫婦も疾(と)く世を去り、月日はいつか二昔(ふたむかし)をすぎまして、二度目に生れた岩次と申す息子も十八歳と相成りましたくらいでげすから、お若さんも年を取りましたな。皺は一杯額に波うちますし、髪の毛は薄くなる、昔の面影はありません。それに永く田舎に燻(くす)ぶっていたんだから、まことに妙なもので、何う見ても田舎ものでげすッて、伊之助もその通りで、何事もなく暮していましたが、さて何となく気にかゝってなりませんから、お若さんも伊之助と相談いたし、兎に角伯父の高根晋齋が生きている