Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
何(ど)んな大工さんが鯱鉾立(しゃちほこだち)して張り合っても叶(かな)いません。今では人呼んで今甚五郎と申す位の腕前でございます。それほどのお人ですから弟子は申すまでもなく多くある。何処(どこ)の棟梁手合でも大芳といえば一目(もく)も二目もおいているほどで、江戸中の大工さんで此家(こゝ)へ来ないものはない。そんなに持囃(もてはや)されて居りますが大芳さん少しも高慢な顔をしない。どんな叩き大工が来ても、棟梁株のいゝ人達(てあい)が来てもおんなしように扱っているんで、中には勃然(むっ)とする者もありますが、下廻りのものは自分達を丁寧にしてくれる嬉しさからワイ/\囃しています。この人の女房は、柳橋(やなぎばし)で左褄(ひだりづま)とったおしゅんという婀娜物(あだもの)ではあるが、今はすっかり世帯染(しょたいじ)みた小意気な姐御(あねご)で、その上心掛の至極いゝ質(たち)で、弟子や出入(ではい)るものに目をかけますから誰も悪くいうものがない。一家まことに睦(むつま)しく暮していますが、子供というものが一人もないにおしゅんは大層淋しがって居(お)るんで、大芳さんも好児(いゝこ)があったら貰って育てるが宜(い)いと云ってる。