Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
網もたび重なればあらわれにけりで、何時(いつ)しか伯父様が気附いた。
伯父「ハテナ、何うしたのだろう、若は脹満(ちょうまん)か知ら」
世間を知らぬ老人は是だからいけませぬ。もうお胤(たね)が留(とま)っては隠すことは出来ない。彼(あれ)は内から膨れて漸々(だん/\)前の方へ糶出(せりだ)して来るから仕様がない。何うも変だ、様子が訝(おか)しいと注意をいたして居ました。すると其の夜(よ)八(や)ツの鐘が鳴るを合図に、トン/\トンと雨戸を叩くものがある。お若は嬉しそうに起上って、そっと音せぬように戸を開けて引入れた。男はずっと被(かむ)りし手拭を脱(と)り、小火鉢の向うへ坐した様子を見ると、何うも見覚(みおぼえ)のある菅野(すがの)伊之助らしい。伯父さんは堅い方(かた)だから、直(すぐ)に大刀(だいとう)を揮(ふる)って躍込(おどりこ)み、打斬(うちき)ろうかとは思いましたが、もう六十の坂を越した御老体、前後の御分別がありますから、じっと忍耐(がまん)をして夜明を待ちました。夜が明けると直(すぐ)に塾の書生さんを走らせて鳶頭(かしら)を呼びにやる。