Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
筈だに……こりゃ神奈川まで行って待っていなさるんだろうか、私が行先(ゆくさき)も知らないことは能く呑込んでいるんだから、まさか自分ばかり先(さ)きへ行(ゆ)くことはあるまい、と心配しぬいておりまするが、時計はさっさと廻って最(も)う十一時に近くなる。今十五分すれば新橋から発車するのだが、この汽車が最終のもので、これに乗らねば翌朝(よくあさ)まで待たなくッてはならぬ、それも伊之助と一緒に乗後(のりおく)れるのなら、別段心配する事もございません、品川には宿屋もございますことでげすから、泊る分のことゝ安心がしていられるが、何を云うにもお若さん一人でげすし、それに世間なれている蓮ッ葉ものと違って、なか/\宿屋なんかへ泊ることは出来ませんでげすから、その心配というものは一通りじゃアないので、何うして宜いか最(も)ううろつく勇気もございませんで、腰掛の隅にジッとして溜息をつきまして、あゝ斯ういう苦労をするも伯父さんの眼を掠(かす)め、道ならぬ道に踏み迷って我儘をした罰(ばち)かも知れない、といよ/\心細くなりますと、我知らず悲しくなって参り、涙がはら/\とこぼれて来ます。