Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
もんだから、寝て仕舞ってはいやだよ」
客「ハイ/\、天井の節穴でも数えているからいゝてえば」
花「いま新造衆(しゅ)に小説本でも持(もた)せてよこすからね、屹度寝てしまッちゃ厭よ」
嫣然(にっこり)いたして吸付(すいつけ)煙草一服を機会(しお)に花魁は座敷を出てまいります。若い職人風の美男子(いゝおとこ)も、花里の全盛なのは聞きつたえておりまするし、殊に初会のことでげすから、左様(そう)打ちとけて話をすることもない。今夜はこれきり寝転(ねこか)しかとは思っていますが、同伴(つれ)の手前もあることで、帰るとも申し悪(にく)いのでもじ/\いたしている。寝ようと思っても引切(ひっき)りなしに廊下にひゞきます草履の音が耳につき、何うしても寝られるものでありません。すると座敷の障子がスーとあきますから、さて来たなと思いますと左様(そう)でない、有明の油をさしに来たのですから、えッ畜生(ちきしょう)だまされたかと腹は立ちますが、まさかに甚助らしいことも云われないので、寝たふりで瞞(ごま)かしている。いよ/\今夜は寝転(ねこか)しに極った、あゝ斯様(こんな)ことなら器用に宵の口に帰った