Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
此方(こっち)の曲った心も直ろうと思いますから、以後御別懇に願いたい、就(つい)ては母も老体で私(わたくし)が内職に行(ゆ)くことが出来ませんから、文治郎殿の鑑識(めがね)に適(かな)った女房を世話をして下さい、成るべくお親戚(みより)なれば尚更忝けない」
との頼みに文治郎も捨置かれませんから、母の姪(めい)のおかやと云う年二十六になる、器量は余り宜しくないが屋敷育ちで人柄な心掛のよい女を嫁にやろうと云うと、喜代之助は大きに喜びまして、何しろおあさを殺したことを届けようと云うので届出ますと、岡ッ引(ぴき)御用聞などが段々探索になりましたなれども、彼(あ)の女は元より母親に食物を与えず、不孝邪慳の女で悪い者だということが明白になったから、何事もなく相済み、おあさの死骸(しがい)は野辺の送りを済ませた上で、文治郎の母は内済金五十両をおかやの持参金として贈りましたから、以前と違っておかやは母親を大切に致しますから、喜代之助は喜び、夫婦中睦(なかむつま)しく、倶(とも)に文治郎の宅へ出入りをするようになりました。すると何(ど)う云う訳か文治郎の母がお飯(まんま)を食べなくなりましたから、文治もこれには驚きまして、