Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
態々(わざ/\)出ました」
安「少々お控え下さい」
とつか/\奥へ行(ゆ)くと、頻(しき)りに酒を飲んでいる。
安「先生、浪島文治郎という業平村に居ります者が先生にお目通り願いたいと申します」
蟠「どんな奴だ」
安「へー、誠に好(い)い男で、どうも色の白いことは役者にもありません、眼の黒い眉の濃い綺麗な男で、水色の帷子を着て旗下の次三男と云う品(ひん)でげす」
蟠「そんな事はどうでも宜い…蟠作、浪島とはなんだ」
蟠作「兄上、予(かね)て聞きましたが浪島文治郎と云うは浪人者で、何か侠客(きょうかく)とか云う、町人を威(おど)し、友之助のことに世話をする奴で、友之助の事に就(つ)いて掛合に参ったのでございましょう」
蟠「あゝそうか」
崎「先生、それでございますよ、参ったら油断してはいけません、怖い奴です、見た処は虫も殺さぬような、しと/\ものを言うが、一つ反対返(でんぐりかえ)ると鬼を見たような奴です、お村を取還(とりかえ)しに来たって貴方はいと云っては親子のものが困りますから、どうかして下さいよ、お村逃げな/\」
蟠「はアそれは面白い、酒の肴に嬲(なぶ)ってやろう、呼べ/\」